【アメリカ】ゆんたくで親睦図る ニューオーリンズ県人会

©株式会社琉球新報社

 メキシコ湾に面するルイジアナ州ニューオーリンズ市は、かつて港湾都市として繁栄し、スペインやフランスをはじめアフリカやカリブの文化が混合しエキゾチックな雰囲気が漂う街だ。そこで生まれた音楽、料理、建築物などに魅了されて世界中から大勢の人が集まる、観光地である。ニューオーリンズ市を流れるミシシッピ川沿いには海軍の航空基地があり、国際結婚した県出身者が2007年に県人会を設立した。

 豊見城市出身で会長の新子・ハンモックさん(旧姓・金城)の自宅が会員の集まる場となっている。現在、会員は27人。月1回のランチ会のほか、忘年会やニューオーリンズ名物のザリガニを食べる会など、ゆんたくざんまいで親睦を図っている。

 新子さんは「わが家はウチナーンチュの集まり場所。沖縄からの客人も、わが家で交流会を行う。これまで、ジャズのミュージーシャンやマスコミ関係者らが沖縄から来た」と話す。

 沖縄市出身で事務局長の美佐枝・ペレスさん(旧姓・比嘉)は「県人会は少人数なので家族的で、喜びも悲しみも分かち合いお互いに助け合っている」と語る。「先輩方からは、人生や料理を教わり、同年代には愚痴を聞いてもらい、若いメンバーからは、最近のテクノロジーを教わっている」と話す。

 お盆の時には子どもたちが太鼓やパーランクーをたたき、会員全員で歌を歌ったり、即興の琉舞で楽しんでいるという。

 ニューオーリンズ沖縄県人会の役員には副会長に智子・マックローさん(旧姓・平良、那覇市出身)、書記に真紀・バークレーさん(旧姓・仲地、本部町出身)、会計に富平益美さん(今帰仁村出身)が就いている。(鈴木多美子通信員)