木村拓哉「スゲェな…」骨折を隠して舞台に立ち続けた名優とは?

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木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。4月のゲストには、岡本健一さんが登場。4月14日(日)の放送では、芝居の話題で盛り上がりました。

◆木村イチオシ「ロックよ、静かに流れよ」
元男闘呼組メンバーの岡本さんは、デビュー当時から、舞台、映画、ドラマなど数多くの作品に出演しています。なかでも木村は、男闘呼組が主演した映画「ロックよ、静かに流れよ」(1988年公開)を挙げ「この作品は観たほうがいい!」とリスナーに向けてアピール。

この映画を10回以上観ていると熱く語る木村に、岡本さんは「すごいね。台詞を憶えていたらしいね?」と問いかけます。木村は「今の時代とはジェネレーションやカルチャーは違うと思うけど、すごくいい映画。僕は好きですね。カット割りも憶えています(笑)」と即答。作品への並々ならぬ愛情に、岡本さんもうれしそう。

木村は、岡本さんらがステージで黄色い声援を浴びている姿だけではなく、ドラマや映画などの作品にも真摯に取り組む姿を見て「“スゲ~な”と思って。そっち(芝居)の景色を、自分も見てみたいと意識するようになった」と当時を振り返ります。

◆共通点は「蜷川作品」
そんな2人の共通点。それは、作品こそ異なりますが、1989年に蜷川幸雄さんの演出で初舞台を踏んでいること。木村は厳しさを味わいながらも「プロの人たちと一緒に作品を作る醍醐味や、面白さを感じた」と感慨深げに語ります。

岡本さんも「当時は怒る人がいっぱいいたよね(笑)。ぶん殴られたこともあったし。だんだん怒られるような行動をしなくなるのもあるとは思うけど、徐々に怒ってくれる人がいなくなるよね。感情を思い切り出す人たちと一緒にいると、生きている幸せを感じるんだよね」と懐かしみながら話す岡本さんに、木村は笑顔で応じます。

◆尊敬する俳優
木村は、岡本さんの出演舞台をよく観に行くそう。「僕が(岡本さんの)舞台を観に行くと、必ず木場勝己さんが出ていますよね(笑)。僕、木場さんの芝居が好きなんですよ」と打ち明けます。

すると、岡本さんは木場さんと共演した舞台「今宵かぎりは…」(1998年)でのエピソードを紹介。その作品では、死ぬまでパリで絵を描き続けた画家の佐伯祐三をモデルにしたウエキ・ショウゾウ役を岡本さん、作家の金子光晴がモデルのカニエ・タキオ役を木場さんが演じました。

劇中では、闘牛のような設定で思い切りタックルしてくる岡本さんを、木場さんが受け止めるシーンがあったそう。そのタックルの影響で、なんと木場さんは肋骨を骨折。しかし、そのことを岡本さんには言わず、舞台に立ち続けたのだとか。岡本さんは何年も経ってから、その事実を知ったそうです。

「骨折していることを言ったら、健一のテンションや(タックルの)当たり方が変わる。この勢いを大事にしたいと思って、敢えて言わずにやっていた……というのを後で聞いて“カッコイイな”って」。岡本さんは改めて尊敬の念を示しつつ「これは絶対、俺にはできねぇぞって(笑)」と本音も。

初めて2人のエピソードを知った木村は「スゲェな。身を削るという表現では足りない……」と舌を巻きます。岡本さんは「木場さんのようなすごい人たちが、演劇界にはたくさんいるんだよね」と思いを巡らせました。

そんな岡本さんと木場さんは、原作・村上春樹さん、演出・蜷川幸雄さんという“奇跡のコラボ”で注目の舞台「海辺のカフカ」(5月21日(火)からTBS赤坂ACTシアター)で共演します。

次回4月21日(日)の放送も、引き続き岡本さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/flow/