ジブンハウス、VR・AI技術で米・住宅市場進出めざす

アメリカ住宅市場進出をめざす内堀雄平常務

 VRやAIを利用し新築購入を提案するジブンハウス(東京都港区西麻布)は、新たな自社ブランド発信の場としてグローバルメディアサイト「jbn studios」を開設した。主にはアメリカの住宅デベロッパーやメディアに向け、自社の事業計画や実績内容を発信することで、アメリカ住宅業界への進出の足掛かりをめざす。WEBは英語と日本語に対応している。

 ジブンハウスは、今年10月2日・3日に、アメリカ・サンフランシスコで開催されるテックカンファレンス「Disrupt SF 2019」に出展を計画し、年内にもサンフランシスコ・ポートランドの住宅デベロッパーと業務提携を進める予定。
 
 アメリカ住宅市場進出のきっかけは、同社の内堀雄平常務が2月19日~21日、アメリカ・ラスベガスで開催された住宅展示会「International Builders’ Show 2019(IBS2019)」に来場したことにある。

 「アメリカ住宅業界でのVR・AI活用は、中古住宅関連ビジネスが活発である一方、新築関連ビジネスはこれから。スマホ対応も未発達」とし、「3年間で新築をスマホで300棟契約した自社の実績を強みに、アメリカ市場にも進出できる」と内堀常務は語る。
 
 まずはアメリカの住宅デベロッパーからVR・AI関連住宅ビジネスを請け負う。

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