東京連日20℃超 気温高い日多く 17日(水)札幌は23℃予想

15日(月)全国の天気と降水確率

 15日午後も、西・東日本は晴れる所が多い見込み。北日本や北陸は、夜のはじめ頃まで雨や雷雨の所があるため、急な雨や落雷、突風、強風や高波に引き続き注意が必要となる。晴れる太平洋側でも午後は北寄りの風が強まる予想で、夕方以降は実際の気温よりも、風が冷たく感じられそうだ。

16日(火)広く晴れ 一日の気温差大

16日(火)全国の天気(上)と朝の霜注意警戒マップ(下)

 北日本や北陸を含めて、全国的に晴れる見込み。最高気温は北・東日本で平年より高く、関東から西の各地は20℃を超える所が多くなりそうだ。ただ、朝は内陸を中心に冷え込みが強まり、霜のおりる所があるため農作物の管理に注意が必要となる。
 15日正午現在、西日本を中心に霜注意報が発表されている。

17日 九州など一部で雨 北日本気温上昇

週間天気・最高気温(℃)

 低気圧が日本の南を通るが、陸地から離れているため、雨雲は九州や四国の一部にかかる程度となりそうだ。北陸や北日本は日差しが多く、北日本は南風の影響で時季外れの暖かさとなる見込み。
 最高気温は、札幌23℃(6月下旬並み)青森22℃(6月中旬並み)まで上がる予想だ。雪が多く残っている地域では、なだれや融雪による川の増水に注意が必要となる。

週の後半 気温高い状態続く

 18日(木)も全国的に晴れて、初夏を思わせる陽気となる所が多い見込み。19日(金)は前線通過の影響で、北日本や北陸で一時的に天気が崩れるものの、20日(土)は太平洋側を中心に晴れて、21日(日)には日本海側を含めて行楽日和に恵まれそうだ。今週後半も全国的に気温が平年より高く、季節を先取りしたような暖かさが続く見込み。(気象予報士・高橋和也)

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