エメリにアーセナル行きを勧めてくれた人 ”旧友”との負けられない一戦迫る

アーセナルを指揮するエメリ photo/Getty Images

アーセナルは15日にワトフォードと対戦するが、このゲームは特別な一戦だ。アーセナルにとってはトップ4入りへ負けられない戦いなのはもちろんだが、指揮官ウナイ・エメリとワトフォード指揮官ハビ・グラシアは古い友人でもある。友人と負けられない一戦に挑むことに特別な思いもあるだろう。

2人は現役時代にレアル・ソシエダで一緒にプレイした経験があり、その頃から親しくしていたという。英『Daily Mirror』によると、エメリはアーセナルの指揮官に就任する前にプレミアリーグの環境についてグラシアに質問していたようで、グラシアのプッシュもあってアーセナルでのチャレンジを選んだと明かしている。

「ここでのフットボールや、アーセナルのことについて彼に質問したよ。彼はここへ来ることを薦めてきたんだ。我々は1996年に1年間ソシエダでプレイしている。フットボール以外のことも話したし、一緒の時間を過ごしたんだ」

グラシアもエメリと同じくマラガやオサスナなどスペインのクラブで指揮を執ってきたが、昨年1月に初のイングランド行きを決意。ワトフォードの指揮官に就任し、今季はチームをFA杯決勝へ導くなど結果を残している。

エメリは昨夏からアーセナルを指揮しているため、イングランドでの経験は僅かながらグラシアの方が長い。かつての友人が互いにイングランドで結果を出しているのは特別なことだが、今回の直接対決を制するのはどちらなのか。アーセナルはトップ4入りへ、ワトフォードは7位入りを目指す負けられない一戦だ。

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