キラリ光るママを紹介ー【12】 生まれたての神秘な世界 アールズラボ フォトグラフィー 崎山梨絵さん(38)

厚木市

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 生後2週間以内の新生児を写真で残す「ニューボーンフォト」。海外では既に一般化しているが、生まれたての姿を写真に残せるのは、赤ちゃんや家族にとって思い出になると、日本でも徐々に浸透してきている。崎山梨絵さん(中町)は、出張カメラマンとしてニューボーンフォトをはじめ、七五三やお宮参り、法人向けの撮影も行っている。「初めてニューボーンフォトをインスタグラムで見たときは、衝撃を受けました」と振り返る。

 2017年8月、SEとして勤めていたIT系企業を退職すると、すぐに一眼レフを購入し、独学でカメラを始めた。「スマホアプリにしても、見た目がかっこいい方がインストールされやすい。ビジュアル面を良くしたいと思って」。憧れのカメラマンと同じカメラを購入し、海外の本を取り寄せて、見様見真似で技術を習得した。現在は多いときには、月に25件もの撮影依頼が入るほどに。「ニューボーンフォトは、生まれる前に予約する方がほとんど。ご自宅まで出張するので、産後のママも安心していただけます」とやさしい眼差し。

 カメラのほかにもSEの経験を活かし、3年前からプログラミング教室を開く。対象は3歳から小学生で、自宅での単発講座のほか、市外のカルチャーセンターなどでも出張講座を行っている。「プログラミングと聞くと、難しそうと苦手意識を持つ方が多いですが、実は楽しい世界ということを伝えたくて。第一印象が大切だから」と笑顔。

 29歳で結婚し、1年後には長男・盛一君(小3)を出産。産休、育休を経て復職するも、「朝から晩までバタバタで、子どもと向き合う時間がなかった。保育園の誕生会で、息子の好きなものを聞かれて答えられなかったんです」と吐露。それから「子どもが一緒に遊んでくれる時間は、あとどのくらいだろうと考えて」。退職すると一緒にいる時間が増え、「心から言葉が交わせるようになった」。仕事への活力は、盛一君の存在が大きい。

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