生田斗真と吉岡里帆が短歌「三十一文字」の世界へ

NHK BSプレミアムでは4月17日から3週にわたって、短歌人口100万の中から選出された「三十一文字の物語」を日本各地の映像と共に紹介する「平成万葉集」(午後9:00)を放送。歌の風景や歌詠み人を訪ねて、生田斗真と吉岡里帆が旅する。

新元号「令和」と共に注目を集める日本最古の歌集「万葉集」。そのころから日本人は、歌で恋することを学び、人と人の絆を確かめてきた。番組では生田と吉岡が旅人となり、まもなく終わろうとしている平成の31年間に日本人は何に笑い、涙し、怒ってきたのか、歌の風景や歌詠み人を訪ねて、天皇皇后から短歌好きな子どもたちまで、短歌人口100万の中から選りすぐった「三十一文字の物語」を紹介する。4月17日は「ふるさと」編、4月24日は「女と男」編、5月1日は「この国に生きる」編を放送。

生田は「間もなく新しい時代がやって来るということで寂しいというより、むしろ前向きに楽しみたいという思いです」と新時代に期待し、「今回の『ふるさと』編では自分の故郷・北海道にも行き、初めて短歌を詠みました。うまくはありませんが、お手柔らかに」と予告。吉岡は「平成が終わることには寂しさと期待と両方の気持ちがあります」とし、「番組では初々しい学生同士の恋の歌や年配夫婦の最後のラブレターのような相聞歌などを朗読していますが、どのパートにも強い思いや愛、時には痛みが歌われ、どれもが世代を超えて心動かされるものです」と感銘を受けている。

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