多部未華子、大切な人が減った!? Netflixオリジナルシリーズ「リラックマとカオルさん」ワールドプレミアに登場

Netflixで4月19日より全世界独占配信される、Netflixオリジナルシリーズ「リラックマとカオルさん」のワールドプレミア上映会に多部未華子と小林雅仁監督が登壇した。長年、謎に包まれていた「カオルさん」の声を務めた多部が、30歳になった自身と共感する部分や、作品の魅力について語った。

同作は、ちょっとトボけたアラサー女性のカオルさん(声・多部未華子)と、いつの間にか住み着いた、背中にチャックのついたクマのリラックマ、コリラックマ、キイロイトリが過ごす、色とりどりの12カ月をストップモーションで描いた優しくてちょっとほろ苦い物語。

アラサー女性・カオルさんの声を担当する多部は、30代になって変化したことについて「大切な人が減った…? じゃなくて、絞られた?(笑)」と慌てて訂正し、おちゃめな一面を見せた。続けて「密に連絡を取ったり、何でも話せる友達が限られて楽になった」と話し、歳を重ねていくことには「特に期待はしてないです(笑)」とずばり回答し、笑いを誘った。

会見では、カオルさんのような“アラサー女性のあるある”を、多部と小林監督が“共感する”“しない”で判定。「迷わずに、花より団子である」というお題に対して「30歳とか関係なく、10代から花より団子です(笑)」と多部らしい回答に、会場はほっこりとした空気になった。そのほか、「つい大人買いしてしまう」については「大人買いする」、「占いの結果は気にする」については「前はよく占いに行ったが、最近はあんまり左右されない」と答えた。

ここで、多部がゆる~く「お~い、リラックマ~」と呼ぶと、ゆる~くリラックマが登場。多部は「頭おっきいですね(笑)」と、顔をくしゃっとさせ満面の笑みを見せた。途中セッティングを待っている間も、リラックマとたわむれたり、終始リラックマに癒やされているようだった。

作品について小林監督は「ファンの方々それぞれの“リラックマ像”を裏切らないようにいろいろ考えて、キャラクターそれぞれリアクションを変えたり、細かな“違い”にこだわりました」と思いを語った。さらに、「全体を通して、美術など細部にまでこだわって作ったもので、見るたびに楽しいところが見つかると思うので、ぜひ繰り返し見ていただけたらなと思います」とアピールした。

多部も「カオルさんに共感するし、カオルさんの持っている“間”が私の中ではとっても面白くて。グサッともくるし、クスっとも笑えるし、ほっこりもする、すごくすてきな作品なので、疲れておうちに帰ってきて、リラックマに癒やされて、また次の日、爽やかな朝を迎えていただければ、すごくうれしいなと思います」と話し締めくくった。

リラックマ登場から15年以上、謎に包まれていた「カオルさん」がついに登場する注目の本作は、4月19日(金)全世界独占配信開始。

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