イチローの後継者は現れるか? 序盤から好プレー連発のパ強肩動画が凄い

ソフトバンク・上林誠知【画像:(C)PLM】

上林が見せたノーバウンド送球はレーザービームそのもの

 外野手の見せどころといえば自慢の強肩を生かし次の塁を狙う走者を刺す“好返球”だろう。開幕から一回りの対戦を終えパ・リーグTVは球場が沸いた強肩動画を公開。イチローに続くレーザービームの持ち主は現れるのか?

 動画のスタートは元投手のオリックス・佐野のバックホームだ。4月3日に京セラドームで行われたソフトバンク戦。8回1死二塁の場面で松田宣が放ったこの試合唯一の安打となった左前打を捕球する本塁へ投げ込みアウトを奪った。試合は延長12回引き分けとなり、佐野のビッグプレーは大きなものとなった。

 その他にもロッテ角中、ソフトバンク柳田、オリックス後藤、西浦、楽天のルーキー辰己の強肩ぶりが動画に収められている。その中でも一番のプレーは4月10日・日本ハム戦(ヤフオクD)で上林が見せた驚愕のバックホームだろう。

 延長11回無死一、三塁の場面で日本ハム近藤が右翼へのフライを打ち上げた。三走の俊足・西川はタッチアップで本塁を狙ったが、定位置付近からノーバウンドで矢のような送球を繰り出しタッチアウト。まさにレーザービームで窮地を救った。(Full-Count編集部)

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