小型クロマグロ漁停止勧告、宮城

漁獲枠超過の恐れ

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 宮城県は15日、沿岸での一部漁法による太平洋クロマグロの小型魚(30キロ未満)の漁獲量が、県が定める漁獲枠を超える恐れがあるとして、小型魚を狙った漁をしないよう漁業協同組合に勧告を出した。資源回復に向けた漁獲管理を徹底するためで、近く罰則が適用される採捕停止命令を出す。

 勧告対象は定置網漁を除く、流し網や引き縄などの沿岸漁業。県水産業基盤整備課によると、4~9月の漁獲枠は1.5トンだが、15日現在の速報値で96%に当たる1.445トンに上った。同県で盛んなカジキ漁やサメ漁などで意図せず網に入ることが多い。個体数の増加が漁獲量増の一因とみられる。