オーリエ以来の珍事!「ユニフォーム忘れ」で出場を逃した21歳の有望株

『L'Equipe』は14日、「ストラスブール対ギャンガンの試合で、MFリュドヴィク・ブラスがユニフォームを忘れていた」と報じた。

フランス・リーグアン第32節のストラスブール対ギャンガンは互いに点を取り合った末に3-3の引き分けとなっている。

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事件が起きたのは80分過ぎのこと、ストラスブールが3-2でリードしている状況でギャンガンはMFリュドヴィク・ブラスを途中出場させようとしていた。

ところが、呼ばれたブラスは自分のユニフォーム一式をドレッシングルームに忘れており、準備が整っていなかったそう。

監督のジョスリン・グルヴェネクはそれを受けてすぐさまブラスの途中出場を取りやめ、代わりにFWイェニ・エングバコトを使うことを決断したという。

確かにDAZNの映像で確認すると、83分あたりで腕を広げて不満そうにジェスチャーをするグルヴェネク監督、ベンチに座り直すブラスの姿が見て取れる。

なお、グルヴェネク監督は試合後以下のように話したそう。

ジョスリン・グルヴェネク 「彼はドレッシングルームにジャージを忘れていたのだ。それは若者の過ちである。

私にはファイターが必要なのだ。イェニはファイターである」

なお、この場面の直後にギャンガンはDFジェレミ・ソルボンのゴールで追いつき、なんとか勝点1をもぎ取ることに成功している。

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ちなみに2017年にも当時PSGに所属していたセルジュ・オーリエがユニフォームを準備し忘れた珍事があった。ロリアン戦でトマ・ムニエが怪我をしたため、73分にオーリエが呼ばれたものの、準備に8分もかかってしまったのだ。

その際に8分も待つことにしたのは現アーセナルのウナイ・エメリ監督であった。

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