大学生にもカーシェア 日産が生協と連携

日産本社

 日産自動車(横浜市西区)は、生活協同組合連合会大学生協事業連合(大学生協事業連合)と連携し、同社のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」の利用促進に乗り出した。まず東京と神奈川の2校の大学生協で取り扱いを始め、名古屋や大阪などの大学生協にも拡大する計画という。

 カーシェアの利用が増えている若年層に電気自動車(EV)の走りの良さを体感してほしい日産と、自動車運転免許を取得した学生向けに新たなサービスを展開したい大学生協の思惑が一致した。

 学生が大学生協を通じて利用を申し込むと、「6時間パック」に相当する3500円分の料金が1回無料になる特典が付く。

 車種は「リーフ」と「ノートe-POWER(イーパワー)」を用意。最新の運転支援機能が搭載されており「免許取得から日の浅い若者にも利用してもらいやすい」と担当者。4月末には「セレナe-POWER」も追加する予定。

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