ファッションを充実 沖縄初出店も続々 6月27日オープンのパルコ 全店リストあり

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6月27日にオープンする「サンエー浦添西海岸パルコシティ」をPRするサンエーパルコの上地文社長(右ら2人目)ら=15日、那覇市おもろまちの「ザ・ナハテラス」

 沖縄県内スーパー最大手のサンエーが、ファッションビル国内大手のパルコと立ち上げる「サンエー浦添西海岸パルコシティ」のオープンが6月27日に決まった。県内は人口と観光客の増加が続いており、サンエーは旺盛な需要を取り込むため、県内初出店の衣料品店を充実。那覇空港から15分という交通アクセスの良さと、海が望める西海岸の立地を強みに、観光客の利用も想定する。本島全域を商圏に設定し、競争激しい県内小売業の中で優位を築く方針だ。

 「ファッション(の需要)はまだ伸ばせるし、お客さんにまだ十分提案しきれてない」。施設を運営する「サンエーパルコ」の上地文勝社長は15日の会見で、ファッションブランドの掘り起こしで需要を喚起する考えを示した。

 数多くのファッションブランドがしのぎを削る本土と比べ、県内は店舗数が少ない。県内初店舗をとりそろえることで、他店との差別化につなげる戦略だ。

 250店舗のうちファッション関連の出店は122店舗で全体の約5割を占める。県内初出店となるファストファッション(低価格のファッションブランド)の「ZARA」は大型店舗への出店で国内最大の売り場を確保し、「H&M」や「ユニクロ」も県内最大規模の広さとなる。海外ブランドも多数呼び込み、上地社長は「ファッション関連への魅力をまだ伸ばせるという思いで対応した」と振り返る。

 サンエーパルコは西海岸の立地を生かして、国内外の観光客の集客も計画する。琉球真珠やHABUBOXといった店舗の出店エリアをつくって「沖縄らしさ」を演出。パルコの溝口岳執行役マーケットクリエイション部担当は「全国的に知名度の高い店舗と、沖縄の独自性ある店舗の両輪で幅広い客層に対応できるようにする」と意気込む。

 全国では衣料品店舗はインターネット販売との競合にさらされているが、県内は「人口や観光客が増加しており大きな可能性がある」と強調。「西海岸の海が望める地の利を生かし、ショッピングをしながら観光が楽しめるようにしたい」と話した。

サンエーパルコシティの主要店舗
サンエー浦添西海岸パルコシティの店舗リスト1
サンエー浦添西海岸パルコシティの店舗リスト2
サンエー浦添西海岸パルコシティの店舗リスト3
サンエー浦添西海岸パルコシティの店舗リスト4
サンエー浦添西海岸パルコシティの店舗リスト5