地域医療向上に貢献を 熊本大病院、天草市に拠点

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 熊本大病院は、熊本県天草市の天草地域医療センターに「地域医療・総合診療実践学寄付講座天草教育拠点」を設置、13日に開所式があった。

 同拠点は天草の地域医療と同大の教育体制を、ともに充実させるのが狙い。2015年の公立玉名中央病院(玉名市)に続き、2カ所目。

 さまざまな症状がある患者を特定の疾患と限定せず、多角的に診察する「総合診療科」を設置。寄付講座特任助教の高杉香志也さんと鶴田真三さんの2人が常駐し、研修医らを指導しながら診療に当たる。

 開所式で、高杉さんら2人が「一緒に学びながら天草の地域医療の向上に貢献したい」などとあいさつ。玄関前の看板除幕もあった。同講座の松井邦彦特任教授は「高齢化が進んでいる地域では、高血圧や糖尿病など複数の病気を抱える患者が多い。広い視野を持った医師を育てたい」と話した。(赤池一光)

(2019年4月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)