カブス快勝 ダルビッシュ6回途中2失点で今季初勝利

【カブス7-2マーリンズ】@マーリンズ・パーク

カブスは「6番・捕手」のウィルソン・コントレラスが初回に先制の押し出し四球を選び、7回表に6号ソロ、9回表にダメ押しのタイムリーを放って2安打3打点の活躍。守備面でも今季3先発で未勝利のダルビッシュ有を懸命にリードし、チームの勝利に大きく貢献した。初回にコントレラスの押し出し四球とデービッド・ボーティの2点タイムリー二塁打で3点を先制したカブスは、その後もマーリンズに主導権を渡すことなく7対2で快勝。6回途中2失点のダルビッシュに今季4先発目にしてようやく今季初勝利が記録された。

いきなり3点の援護をもらったダルビッシュは、1回裏二死から連打と四球で満塁のピンチを招いたものの、オースティン・ディーンを空振り三振に仕留めて無失点。2回裏は連続四球で無死一・二塁のピンチを招き、味方のエラーもあって1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。3回裏は三者凡退に抑えたが、4回裏一死からチャド・ウォラックに1号ソロを被弾。その後、5回裏二死二・三塁のピンチはミゲル・ロハスを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜け、6回裏二死からルイス・ブリンソンに死球を与えて球数が96球となったところで降板した。6回途中まで96球を投げ、被安打4、奪三振8、与四球4、与死球1、失点2。三者凡退のイニングは一度しかなく、決して褒められた内容とは言えなかったものの、待望の今季初勝利となった。

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