ユーヴェの10番についてレジェンドは何を思う? 運命変えたアトレティコ戦

ユヴェントスのディバラ photo/Getty Images

マリオ・マンジュキッチ、クリスティアーノ・ロナウド、そしてパウロ・ディバラ。ユヴェントスがこの3人を同時起用して臨んだのが、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのアトレティコ・マドリード戦だった。

3人ともトップレベルのアタッカーであることは疑いようもなく、実に豪華な並びだ。しかし、このアトレティコ戦は0-2と結果が出なかった。そして本拠地で迎えた2ndレグ、この中でベンチスタートになったのはディバラだった。

ディバラはユヴェントスの10番を背負う選手だが、重要な一戦でスタメンを外れることも珍しくない。伊『sky Sports』によると、同じくクラブの10番を背負っていたFWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏はこのアトレティコ戦が1つのきっかけだったのではないかと語る。

「彼は優れた選手だが、今は重要なゲームでプレイしていない。個人的にアトレティコ戦でのプレイは悪くなかった。ファウルを多く受けていたが、結果が良くなかった。アトレティコが支配し、ユーヴェにとっては悪い一日だった。そして2ndレグ、ディバラは先発しなかった。彼のクオリティは誰もが知っているだけに、残念だね」

結果的にユヴェントスは2ndレグでアトレティコを3-0のスコアで撃破し、ベスト8へ駒を進めた。この時ハットトリックを達成したのがロナウドで、今のチームの主役は間違いなくロナウドだ。ディバラの実力も申し分ないが、ロナウドがいる以上エースとなるのは難しいのだろう。

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