“イケメンヴァンパイア”が勢ぞろい!MADEが選ぶ偉人ヴァンパイアは?

ジャニーズJr.の4人グループ・MADE主演の舞台「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE ~Episode.0~」が東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕。12人の主要キャストが登壇する華やかな会見が行われた。

本作品はヴァンパイアとなってよみがえった偉人たちとの恋愛シミュレーションゲームを舞台化したもの。MADEの秋山大河はナポレオン・ボナパルト、稲葉光はレオナルド・ダ・ヴィンチ、冨岡健翔はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、福士申樹はアーサー・コナン・ドイルを演じている。

男性ばかりのキャストで、稽古中は稽古場の前にあった中華料理店で芝居の話をするなど、濃厚な準備期間を過ごしたということで、すでに息もぴったり。太宰治役の竹石悟朗が「ゲネプロ前に円陣を組んだんですけど、みんなで何がいいか話し合って“俺たちは! イケメンだ!!”って叫びました(笑)」と裏話を披露すると、「俺たちはイケメンなんだって暗示をかけてね(笑)」と冨岡が返すなど、ワイワイとした雰囲気。

キャラクターの中で偉人を選ぶとしたら誰かという話題では、秋山が「フィンセント(・ファン・ゴッホ)かなぁ。優しい感じはこのキャラクターしかいないんで」と話すと、フィンセント役の松本ひなたが「でもフィンセントは夜、めっちゃ激しいんですよ」と衝撃の発言。「ヴァンパイアだから!」「吸血しますからね!」とみんなでフォローし合いながらも盛り上がり、秋山が「ほら、男子校のノリ出てるよ!」とツッコむ場面もあった。

稲葉は「僕は(自分が演じる)レオナルドを選びます。みんなのリーダー的なまとめ役という立場になるんで、純粋に大人だなと思います。僕は自分を推します!(笑)」とマイペースな答え。ゲームユーザーに人気があるのはアーサーということで、「プレッシャーに押しつぶされそうです」という福士は、女たらし役を演じるため「今回女性がいないので、本番中とりあえずみんなに触りました(笑)。だから一応みんなの肌を知ってるんです、俺。こういうところから女たらしは始まるのかなと思って」と独自の役作りを告白した。

事務所の垣根を越えた共演について、冨岡は「みんな、新しい時代を切り拓いていくきっかけになれればという思いで臨んでいます。僕らも平成最後の大仕事という感じで、平成最後にこの作品にめぐり合えてよかったなと思っていますし、このチームで駆け抜けられる時がとても幸せだなぁって」と笑顔に。秋山は「令和でも、またやりたいよね」と次回作への意欲も垣間見えた。

取材・文/加治屋真美 撮影/古賀良郎

© 株式会社東京ニュース通信社