【MLB】カーショー、復帰戦で7回2失点好投 指揮官「驚くことは何もない」

今季初登板初先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

元同僚のプイグに先制2ラン被弾も7回6K5安打2失点「楽しい夜になった。いい一歩」

■ドジャース 4-3 レッズ(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が15日(日本時間16日)、本拠地のレッズ戦で今季初登板初先発。7回5安打2失点と好投したが、勝ち負けは付かなかった。

 初回1死一塁から昨季まで同僚だったプイグに先制の中越え2ランを被弾したものの、縦に大きく割れるカーブは健在。6回は3者連続三振に抑えるなど6三振を奪った。カーショーは「初回以外は楽しい夜になった。いい一歩になった」と振り返った。

 サイ・ヤング賞を3度受賞している左腕は春季キャンプ中に左肩の炎症に悩まされ、球団記録更新となる9年連続開幕投手を回避していた。この日は「ジャッキー・ロビンソンデー」で、黒人初のメジャーリーガーとしてプレーしたロビンソン氏に敬意を評し、チーム全員が背番号42を着てプレーした。チームはピダーソンの9回逆転2ランでサヨナラ勝ち。エースの投球について、ロバーツ監督は「よく投げていた。ただ、驚くことは何もない」と評価していた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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