健康保険法改正案が衆院を通過

扶養親族の国内居住を要件に

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 健康保険を使える扶養親族を原則として国内居住に限ることを柱とする健康保険法などの改正案が16日、衆院本会議で賛成多数により可決された。日本で働く外国人が増える中、公的医療保険の不正利用を防ぐ狙い。医療を中心に複数の社会保障制度を一括で改正する法案で、保険証の代わりにマイナンバーカードを使えるようにする内容も盛り込んでいる。

 現行法では海外に住む扶養親族も健康保険を使えるが、血縁関係や扶養の実態などを確認するのが難しく、医療関係者らが不正利用の可能性を指摘している。4月から外国人労働者の受け入れ拡大が始まるなど国際化が進んでいることから、適用を厳格化する。