[今週の注目試合]ついに欧州のトップ4が決まる! J1無敗同士の首位攻防戦も見逃せない

マンUのホームでで先勝したバルセロナ photo/Getty Images
マンC戦で決勝ゴールを挙げ、トッテナムを勝利へ導いたソン・フンミン photo/Getty Images

○ユヴェントス×アヤックス

UEFAチャンピオンズリーグ・準々決勝2ndレグ

16日(火)28:00 キックオフ
放送:DAZN

ベテランたちの経験か、それとも若手たちの勢いか。ユヴェントスとアヤックスが、CL4強のイスをかけて相見える。1stレグを1-1で終えているため、アウェイゴールを奪っているホームのユヴェントスが少々優勢。ただ、アヤックスはラウンド16で、敵地ながら王者レアル・マドリードを逆転で退けているため、決して油断はできない。両チームともに懸念材料があるとすれば、主力の負傷だ。ユヴェントスはキエッリーニとマンジュキッチの欠場が決定。一方のアヤックスも、招集メンバー入りを果たしたものの、13日のエクセシオール戦で前半に負傷交代したデ・ヨングの状態が怪しい。はたして、どちらに軍配があがるのだろうか。もちろん、“CL男”ロナウドのプレイにも目がはないせない。

○バルセロナ×マンチェスター・ユナイテッド

UEFAチャンピオンズリーグ・準々決勝2ndレグ

16日(火)28:00 キックオフ
放送:DAZN

優勝候補筆頭のバルセロナと、ベスト8で最も不気味な存在といっても過言ではないマンチェスター・ユナイテッドが対戦。オールドトラッフォードで行われた1tレグは、アウェイのバルセロナが1-0とし、先勝している。マンUは不利な立場に立たされているが、ラウンド16でPSGを相手に2点差をひっくり返す奇跡を起こした。さらに、2ndレグが20年前に奇跡を起こした地、カン・プノウ(CL決勝で2発のAT弾によりバイエルンに逆転勝利)であり、その立役者となったスールシャールが監督を務めていることから、マンU・ファンは逆転突破を信じてやまないだろう。一方、バルセロナはCLにおいて、現在ホームで30試合負けなし中だ。地の利を活かして、今回もマンUを退けることができるか。

○マンチェスター・シティ×トッテナム

UEFAチャンピオンズリーグ・準々決勝2ndレグ

17日(水)28:00 キックオフ
放送:DAZN

プレミアリーグ第35節

20日(土)20:30 キックオフ
放送:DAZN、J SPORTS

マンチェスター・シティとトッテナムの戦いが、中2日で連戦する。まずはミッドウィークに行われるCLだ。1stレグはソン・フンミンのゴールでトッテナムが1-0で完封勝利した。ただ、トッテナムはこの一戦でケインとアリが負傷し、失ったものも大きい。一方、マンCもエースのアグエロの負傷欠場が心配されたが、こちらは問題なく14日のクリスタル・パレス戦でピッチに立っている。スコアで見ればトッテナムが有利だが、チーム状況を見ると、マンCの逆転劇も大いにあり得るだろう。

そして、週末のプレミアリーグ第35節も見逃せない。優勝争いをするマンCにとっても、CL出場権争いをするトッテナムにとっても絶対に負けられない戦いだ。ミッドウィークの結果が、選手のメンタル面やフィジカル面などに大きく影響を与えるかもしれない。そして、もしこの2試合で連敗を喫するようなこととなば、今後のリーグ戦にも響く可能がある。総力戦で乗り切りたいところだが、この2連戦をものにするのはどちらクラブか。

○サンフレッチェ広島×FC東京

明治安田生命J1リーグ第8節

19日(金)19:00 キックオフ
放送:DAZN

昨季と同様に今季も好スタートを切った首位のサンフレッチェ広島と2位のFC東京が激突する。両チームともに7試合消化した時点で5勝2分と、開幕戦から無敗をキープ。ここまで粘り強い守備を披露しており、広島はリーグ最少失点(3失点)、FC東京も2番目に少ない失点数(5失点)となっている。いかにして攻撃陣が相手の守備をこじ開けるかが、勝敗の分かれ目となるだろう。そのため、前節2ゴールを挙げて勢いに乗る広島はMF渡大生、FC東京はFWディエゴ・オリヴェイラあたりがキーマンとなるかもしれない。また、U-22日本代表でプレイする松本泰志(広島)や久保建英(FC東京)といった、東京五輪での活躍が期待される若手にも注目だ。

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