パリ、多数の文化財が焼失免れる

聖遺物「いばらの冠」など

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パリのノートルダム寺院での式典で展示されたいばらの冠=2014年3月(ロイター=共同)

 【パリ共同】パリ・ノートルダム寺院の火災では、寺院関係者や消防隊が的確な判断で、寺院内の貴重な文化財を多数運び出し焼失を防いだ。寺院が建造中だった13世紀から伝わる宝物やカトリック信者の崇拝の対象となる聖遺物などを収蔵。多くの文化財が無事との知らせは、悲しみに沈むフランスの人々にとって心の救いとなりそうだ。

 同寺院のショーベ司祭はフランスメディアに対し、キリストが十字架にかけられた際にかぶっていたとされる聖遺物「いばらの冠」や、13世紀の王、ルイ9世が着ていたとされる服は無事だったと述べた。