合成麻薬、教授は「違法性認識」

松山大卒業生11人関与

©一般社団法人共同通信社

松山大薬学部の岩村樹憲教授が書類送検された事件で、陳謝する溝上達也学長(中央)ら=16日午後、松山市

 麻薬研究者の免許がないのに学生に合成麻薬「MDMA」を作らせるなどして松山大薬学部の岩村樹憲教授(61)が書類送検された事件で、教授が「違法性を認識していた」と大学の調査に説明していたことが16日、分かった。卒業した11人が合成麻薬の製造に関与した疑いがあることも判明した。

 松山大が記者会見を開き、明らかにした。大学によると、岩村教授の他にも助教と4人の卒業生が書類送検された。

 溝上達也学長は「研究者倫理を順守し、それを指導する立場の職員が必要な免許の申請を怠ったことは極めて遺憾」と述べ陳謝した。