交通違反はなし「巡査の供述、信用できず」 ゴールドから一般免許への変更は違法

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神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 乗用車を運転中に携帯電話を保持したとして、交通違反を摘発された60代男性が「違反していない」と訴えた訴訟の判決が16日、神戸地裁であった。山口浩司裁判長(小池明善裁判長代読)は「的確な証拠は見当たらず、違反行為をしたと認められない」と判断。男性の運転免許更新時に、県公安委員会がこの違反を理由にゴールド免許の「優良運転者」でなく「一般運転者」としたのは違法として取り消した。

 判決によると、男性は2014年6月、神戸市垂水区の国道2号を走行中、垂水署の巡査に摘発された。山口裁判長は、巡査の供述が「客観的な証拠や事実関係と整合せず、信用することができない」とした。

 兵庫県警の北山正紀監察官室長は「今後の対応については、判決内容を検討し、関係機関と協議した上で決めたい」としている。