クリバリ、アルデルヴァイレルトは高すぎる? マンUはコスパ重視でマノラス狙いに切り替えか

マンU移籍が有力と報じられたマノラス photo/Getty Images

2014-15シーズンにオリンピアコスから加入して以降、ローマの最終ラインを支え続けてきたギリシャ代表DFコスタス・マノラス。空中戦の強さやスピード、危機察知能力の高さなどCBに必要な能力をハイレベルに備えている彼には、今夏にビッグクラブへ移籍するとの噂が絶えない。なかでも、マンチェスター・ユナイテッドのマノラスに対する関心は強いようだ。

以前からナポリのDFカリドゥ・クリバリやトッテナムのDFトビー・アルデルヴァイレルトにも関心を寄せているとされていたマンUだが、英『TEAMtalk』によると約3600万ユーロで獲得できるマノラスの方が両者よりコストパフォーマンスが高いと判断したという。また、マノラスにはユヴェントスも興味を示しており争奪戦は免れないだろうとも同メディアは伝えている。

今季のローマはリーグ戦あと6試合を残して5位。現在は4位ミランや6位アタランタなどと来季のチャンピオンズリーグ出場権をめぐる熾烈な争いの渦中にあるが、もし4位以内でのフィニッシュに失敗することとなれば主力の大量流出の可能性が高いと現地各メディアに報じられている。どちらにしてもマンUはマノラス獲得に動くだろうが、よりスムーズに話を進められるようにミランやアタランタを応援している関係者もいるかもしれない。

かつてアレックス・ファーガソン監督の下、栄華を極めたマンUも2012-13シーズンを最後に優勝から遠ざかっている。再びプレミアのトップに返り咲く陣容を整えるため、まずはこのCBを確保したいところだ。

© 株式会社FACTORIES