レアル行きの噂浮上のライス “カンテ超え”のスタッツを叩き出していた!

ウェストハムの主力として活躍中のライス(左)。ある数値でカンテ(右)を上回った photo/Getty Images

2017年よりウェストハムのトップチームに名を連ね、今年3月のEURO予選でイングランド代表戦士としてデビューしたMFデクラン・ライス(20歳)。レアル・マドリードが獲得に乗り出したと複数の英国メディアで伝えられている同選手だが、プレミアリーグで秀逸なスタッツを叩き出していた。

スポーツデータサイト『Sofa Score』によると、ライスは今季の同リーグで47回のインターセプトを記録。既にワールドクラスのボールハンターとして名を馳せているチェルシーのMFエンゴロ・カンテが42回、アーセナルのMFルーカス・トレイラが36回であることをふまえると、ライスの能力の高さが窺える。また、同選手は今季の同リーグで123回の地上デュエル勝利数を叩き出しており(空中戦を除いた球際での攻防の勝利数)、こちらもカンテの116回を上回っている現状だ。

今季のプレミアリーグ31試合でスターティングメンバー入りを果たすなど、ウェストハム不動のレギュラーとして活躍しているライス。昨季までは主にセンターバックでプレイしていたものの、今季より同クラブを率いているマヌエル・ペジェグリーニ監督のもとではボランチやアンカーに固定され、持ち前のボール奪取能力を遺憾なく発揮している。好調を維持している同選手の今後の動向に注目だ。

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