長崎市長射殺から12年

伊藤一長氏、最後の献花台

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長崎市長だった伊藤一長氏が拳銃で撃たれた現場で、献花台に花を手向け手を合わせる市職員=17日午前、長崎市

 2007年4月に長崎市長だった伊藤一長氏=当時(61)=が暴力団幹部に射殺された事件から12年となった17日、市は現場のJR長崎駅前の歩道に献花台を設けた。十三回忌の節目を迎え、市は献花台の設置を今回で最後にする。

 伊藤氏は在任中、米ニューヨークの国連本部で開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説し、核兵器廃絶を呼び掛けるなど平和活動に力を入れた。

 伊藤氏が好きだったというヒマワリの花を、市職員代表として手向けた自治振興課の中野宏美課長は「暴力のない町づくりを進めなければいけない」と話した。市長選の最中で、献花する立候補者もいた。