パクストンが8回12K無失点の快投 ヤンキース完勝

【レッドソックス0-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

レッドソックスとヤンキースによる今季初のライバル対決は、先発のジェームス・パクストンが8回2安打無失点の快投を見せ、打線も11安打8得点と機能したヤンキースが完勝を収めた。レッドソックス先発のクリス・セールとの好左腕対決となった一戦で、セールが5回4失点で降板したのとは対照的に、パクストンは8回110球を投げて被安打2、奪三振12、与四球1、無失点という見事なピッチングを展開。2回表と7回表に三者三振を奪い、4回表無死二・三塁のピンチも無失点で切り抜けた。好投したパクストンは今季2勝目をマーク。一方、セールは屈辱の開幕4連敗となった。

ヤンキースは3回裏に先頭のブレット・ガードナーが二塁打を放ってチャンスを作り、二死後にDJレメイヒューのタイムリーで先制。二死一・二塁からルーク・ボイトにもタイムリーが飛び出し、2点をリードした。続く4回裏には、先頭のクリント・フレイジャーが右中間へ4号ソロを叩き込み、さらに二死一塁からマイク・トックマンがタイムリー二塁打を放って4対0。6回裏には一死二・三塁のチャンスでトックマンにメジャー初本塁打となる1号3ランが飛び出し、リードを7点に広げた。7回裏には先頭のグレイバー・トーレスがダメ押しの4号ソロを放って8点目。パクストン降板後は27歳のルーキー右腕、ジョー・ハービーが1イニングを無失点に抑え、完勝の試合を締めくくった。

© MLB Advanced Media, LP.