【2019統一選】さあ、5日間の舌戦開始

県内町村議選各陣営、必勝祈願や出陣式

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出陣式で候補者がだるまに目を入れた=大蔵村(画像を一部加工しています)

 統一地方選の県内最終ラウンドとなる9町村議選が告示された16日、各陣営は早朝から必勝祈願や出陣式で気勢を上げ、5日間の舌戦をスタートさせた。ダブル選の大蔵村では村長候補の第一声を“はしご”する村議候補がいたほか、無風ムードが漂っていた川西町は一転して選挙戦となり、届け出準備が整っていない陣営も。一方、金山、舟形の両町で無投票当選した新町議は安堵(あんど)の表情を浮かべるとともに、負託の重さをかみしめた。

【大蔵村】

 首長と議員のダブル選挙となった大蔵村。中央公民館前で村長選候補の第一声が終わると、向かい側では村議選現職候補の出陣式が始まった。村議選候補は支援者の立場が村長選では分かれることを考慮し、両陣営に顔を出した。だるまに目を入れ、「後は自分の戦いにまい進するだけ」と気勢を上げ、遊説に出た。

【河北町】

 河北町議選に出馬した現職のベテラン候補は地元公民館前で出陣式を行った。必勝鉢巻きをし、支持者を前に第一声を上げた。「議会人として対話が重要だと感じる。対話を通して物事を進めることが必要だ」と強調。支持者と力強く握手を交わした後、街宣車に乗り込み“戦場”へと向かった。

【白鷹町】

 定数12に対し18人が出馬した白鷹町議選の現職陣営は神社で勝利を祈願。出陣式で選対幹部は「6人が落選する。かつてない激戦だ」と支持を求め、候補者は「置賜の定住自立圏ビジョンを考える非常に大事な時期。新たな時代に根を張る政策を訴える」と決意を述べた。うぐいす嬢の紹介の後、遊説を開始した。

【川西町】一転選挙戦、ドタバタ劇

 無投票ムードから一転、告示前日の15日午後に1人が出馬の意思を明らかにし、選挙戦が確定的となった川西町議選。一夜明けた立候補受け付けは、一部の陣営で書類手続きに手間取るなど、急転直下の戦いを象徴するようなドタバタ劇が見られた。

 受け付け開始時刻の午前8時半に会場の町中央公民館に姿を見せたのは定数14に対して12陣営の関係者。「無投票か」との観測も流れた。12陣営が届け出順を決めるくじ引きに臨む中、同9時ごろまでに立候補予定の他の陣営が次々と到着。「やっぱり選挙戦だ」と会場の空気が一気に引き締まった。

 準備不足のためか、印鑑を持参しなかったために手続きを中断し、一時退席する陣営も。いざ選挙戦となった以上、一刻も早く選挙の「七つ道具」を第一声の場に届けたいとの思いとは裏腹に、手続きに手間取り、届け出順が後の候補の陣営が先に会場を出るシーンも目立った。

支援者と力強く握手を交わす候補者=河北町(画像を一部加工しています)
出陣式で候補者の声を代弁するうぐいす嬢が紹介された=白鷹町(画像を一部加工しています)