レイズ・グラスナウ 7回2失点の好投で開幕4連勝

【オリオールズ2-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

進化を続けている25歳の右腕、タイラー・グラスナウ(レイズ)がまたしても好投し、開幕4連勝をマークした。自己最多の11奪三振をマークした前回登板とは対照的に、この日の奪三振は3つだけ。しかし、今季初めて四球を1つも出さず、87球で今季最長の7イニングを投げ抜いた。初回にリオ・ルイーズ、3回表にレナト・ヌニェスにタイムリーを浴び、2点の先行を許したものの、5回以降は3イニング連続で三者凡退に抑えるなど、安定したピッチングを展開。レイズは4回裏に3点を奪って逆転に成功し、グラスナウからホゼ・アルバラード、ディエゴ・カスティーヨと繋いで4対2で逃げ切った。

オリオールズは初回二死一・二塁からルイーズのタイムリーで先制し、3回表には一死から内野安打で出塁したドワイト・スミスJr.が二盗を決めたあと、ヌニェスのタイムリー二塁打で生還して2点目。しかし、レイズはオリオールズ先発のディラン・バンディから4回裏に無死二・三塁のチャンスを作り、ヤンディ・ディアスの犠牲フライとアビサイル・ガルシアの2号2ランで3点を奪って逆転に成功した。その後は両軍無得点が続いたものの、レイズが8回裏二死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを迎え、ガルシアのタイムリーで貴重な1点を追加。最終回はカスティーヨが三者凡退に抑え、今季2セーブ目をマークした。

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