クリスティアーノ・ロナウドという大型補強を行いながらも、またしてもUEFAチャンピオンズリーグ優勝が成らなかったユヴェントス。
ここでは、『sportskeeda』による「この夏にユーヴェが獲得しうる大物選手」を見てみよう。
マタイス・デ・リフト(アヤックス)
ユーヴェを奈落に突き落とす決勝ゴールを決めた若きセンターバックは、メガクラブがこぞって獲得を狙う大器だ。
ユーヴェの守備陣はアンドレア・バルザーリが引退するなどベテラン勢が多い。19歳にして完成されたパフォーマンスを見せるデ・リフトは補強候補としてまさにうってつけだろう。
守備力、正確なパス、さらにはリーダーシップまで兼ね備えている完璧な人材だ。
ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)
ユーヴェが実質0円で獲得した後、当時世界最高額でユナイテッドへ移籍したポグバ。
モウリーニョ体制下ではパフォーマンスが落ち込んだが、スールシャール監督のもとで復活を遂げた。
シャープさを取り戻すと、ゴールに絡む活躍を続けている。彼ならばどんなチームでもファーストチョイスになるはずだ。
ジダン監督のレアル・マドリーが獲得に迫っているとも伝えられているが、ユーヴェはドウグラス・コスタを含めた取引を提案しているとも。
アレックス・グリマルド(ベンフィカ)
バルサのカンテラ育ちの彼は、欧州で最も有望なサイドバックのひとりへと成長した。
DFながら今季はアシストだけでなくゴールまで量産している。守備力も過小評価されるべきものではない。CLで素晴らしいタックル数を記録したのだ。
ユーヴェの左SBはアレックス・サンドロだが、彼にはマンチェスター・ユナイテッドなどが接近しているとも。代役候補筆頭はレアルのマルセロだったが、ジダンの監督復帰でやや微妙になりつつあるので…。
マウロ・イカルディ(インテル)
今季のユーヴェにはメインとなるストライカーが欠けていた。
また、ロナウド加入によって、パウロ・ディバラの去就は不透明になっている。マリオ・マンジュキッチは頑張っているが、彼は脇役として輝くタイプだ。
ユーヴェはロナウドを1トップに置くこともあるが、誰かと組ませたほうがいいだろう。イカルディなら、それを解決するベストアンサーになりうる。
インテルとの関係がこじれにこじれたイカルディだが、試合には戻ってきた。ただ、ディバラとのトレードなら…。
ジョアン・フェリックス(ベンフィカ)
19歳にして驚異のプレーを続けている彼には数多のメガクラブが興味を示している。ただ、このポルトガルのセンセーションはユーヴェ行きが濃厚との情報も。
1.2億ユーロ(151億円)もの移籍金が必要とも言われているが、将来的にロナウドの後継者になれるほどの可能性を秘めている。
ロナウドだけでなくジョアン・カンセロも所属しているユーヴェは、ポルトガルコネクションをフルに活用して、獲得にこぎ着けようとしているようだが…。