キンターナが7回無失点の好投 カブス完封リレーで勝利

【カブス4-0マーリンズ】@マーリンズ・パーク

カブスは前回登板で7回11奪三振無失点の好投を見せたホゼ・キンターナが、再び見事なピッチングを披露。8回途中まで91球を投げて被安打6、奪三振7、無四球、無失点という安定したピッチングでチームを勝利に導き、今季2勝目をマークした。キンターナは三者凡退に抑えたイニングこそ2回裏と3回裏の2度だけだったものの、マーリンズ打線に連打を許さず、ピンチらしいピンチは一度もなし。オースティン・ディーンに二塁打を浴びた7回裏二死二塁の場面では、ルイス・ブリンソンを空振り三振に仕留めた。カブスはキンターナからブランドン・キンツラー、ペドロ・ストロップと繋いで完封リレーを完成。マーリンズ3連戦の勝ち越しを決めた。

カブス打線はマーリンズ先発のパブロ・ロペスの前に2回までパーフェクトに抑えられていたものの、3回表先頭のデービッド・ボーティがライトへの二塁打で出塁し、二死後にダニエル・デズカルソのタイムリーで先制。4回表には一死から2本のヒットと死球で満塁のチャンスを迎え、ボーティのショートゴロの間に1点を追加した。2点リードの8回表には、4番のハビアー・バイエズに5号ソロが飛び出し、貴重な追加点。9回表は四球で出塁したボーティが、暴投とアルバート・アルモーラJr.のライトフライで三塁まで進み、ベン・ゾブリストが犠牲フライを放ってダメ押しした。マーリンズはキンターナ降板直後に二死一・二塁のチャンスを迎えたものの、ホルヘ・アルファーロが凡退。5回2失点と力投したロペスを援護できず、完封負けを喫した。

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