福井県3原発の降灰想定引き上げ

規制委、審査一部やり直し

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鳥取県大山、福井県美浜原発、大飯原発、高浜原発、京都市

 原子力規制委員会は17日の定例会合で、国内で大規模噴火が起きた場合に、福井県にある関西電力の美浜、大飯、高浜3原発に降ると想定している火山灰の厚さ10センチを引き上げることを決めた。既に終了した3原発の再稼働審査で規制委が妥当とした降灰の厚さの変更で、審査の一部やり直しとなり、異例の対応。規制委は大規模噴火の緊急性はないとして、再稼働済みの大飯3、4号機と高浜3、4号機の停止は求めないことを決めている。

 想定は、大山(鳥取県)が大規模噴火した場合をシミュレーションするなどして算出したが、火山灰に関する新たな論文発表があり、降灰の厚さ見直しが必要になった。

関西電力大飯原発の(右から)1号機、2号機、3号機、4号機=3月28日、福井県おおい町