17日午後は、東海や西日本の一部で雨の降る所があるが、その他の各地は晴れる見込み。暖かい空気の影響で、北日本を中心に平年の気温を大幅に上回る予想だが、北海道常呂郡置戸町や岩手県宮古市では、午前11時過ぎに気温が25℃に達し、すでに夏日となっている。昼過ぎにかけては北海道の北見や帯広、福島で24℃、札幌や青森などで23℃まで上がる見込み。
18日(木) 引き続き暖かい
18日も全国的に晴れる予想で、各地で気温が上がる見込み。北日本は引き続き日中の気温が高くなるため、積雪の多い地域では急な雪解けやなだれ、低地の浸水などに注意が必要となる。
<予想最高気温(沖縄を除く)>
25℃ 豊岡
24℃ 名古屋、岐阜、京都、甲府、松江、山口など
23℃ 富山、大阪、岡山、福岡など
22℃ 札幌、旭川、福島、東京など
19日(金) 急な気温変化
寒冷前線が通過する影響で、19日は日本海側を中心に一時的に雨が降る見込み。この雨を境に、それまで時季外れの暖かさだった北日本でも気温が下がる予想で、20日(土)は北陸から北日本にかけて平年の気温を下回りそうだ。急な気温変化により、体調や気分に影響することが考えられるので注意が必要となる。
週末 行楽日和に
太平洋側の各地は20日から晴れる所が多く、21日(日)は北日本の日本海側でも日差しが戻る予想。西日本を中心に暖かな陽気となり、行楽日和が期待できそうだ。ただし、よく晴れた日の日中は、開けた場所(グラウンド)等で「つむじ風」と呼ばれる渦状の突風が発生する可能性があるので、急な状況の変化には注意したい。
(気象予報士・高橋和也)