小中高教育の総合策を諮問

教科担任制や免許議論も、中教審

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中教審の渡辺光一郎会長(右)に諮問文を手渡す柴山文科相=17日午後、文科省

 柴山昌彦文部科学相は17日、小学校から高校段階に至る今後の教育の在り方に関する総合的な検討を中教審に諮問した。各教科を専門教員が受け持つ教科担任制の小学校高学年への導入推進や、それに伴う免許制度見直し、高校の普通科を専門性の高い学科に再編することなどが柱。「主体的・対話的で深い学び」を掲げる新学習指導要領に対応する指導の充実を図り、教員働き方改革にもつなげる狙い。

 文科省によると、初等中等教育を巡る包括的な検討は義務教育費の国庫負担などが議論された2003年の諮問以来。教科担任制の推進に向けた教員配置の進め方などの検討も求め、答申は20年末を見込む。