レンジャーズ・マイナー キャリア初の完封勝利

【エンゼルス0-5レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズのマイク・マイナーが通算142度目の先発登板で自身初となる完封勝利をマークした。初回に一死一・二塁のピンチを無失点で凌いだマイナーは、エンゼルス打線に連打を許さず、2つの併殺打を打たせるなど自由自在のピッチングを展開。最終回はわずか7球で三者凡退に抑え、トータル103球、被安打3、奪三振7、与死球2という内容でエンゼルス打線をシャットアウトした。マイナーにとってキャリア初の完封勝利となったが、完投もブレーブス時代の2013年以来6年ぶり自身2度目。クリス・ウッドワード監督が「彼は我々のエースだ」と絶賛する快投で、チームを勝利に導いた。

レンジャーズ打線は、エンゼルス先発のハイメ・バリアに対し、初回一死三塁のチャンスでノマー・マザーラがタイムリー二塁打を放って1点を先制。4回裏は二死からジョーイ・ギャロが四球で出塁し、続くアズドゥルバル・カブレラがライトスタンドへの6号2ランを放った。さらに6回裏には、先頭のハンター・ペンスがヒットで出塁してバリアをマウンドから引きずり下ろし、2番手のディロン・ピータースからギャロが6号2ラン。リードを5点に広げた。それ以降、追加点を奪うことはできなかったものの、この日のマイナーには5点もあれば援護は十分。投打が噛み合った完勝劇でエンゼルスを破った。

© MLB Advanced Media, LP.