打線3本塁打&マクヒュー好投 アストロズ10連勝

【アストロズ9-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アストロズが投打にアスレチックスを圧倒して9対1で快勝し、破竹の10連勝となった。ジョージ・スプリンガーの5号先頭打者アーチで幕を開けた一戦は、アストロズが3本塁打などで4回までに大量8点をリード。アストロズ先発のコリン・マクヒューは6回2安打無失点の好投を見せ、2回裏にはピッチャー強襲の当たりを「マトリックス」のように避けて併殺打を呼び込むシーンもあった。7回表にはロビンソン・チリーノスの犠牲フライでリードを9点に広げ、リリーフ陣がアスレチックスの反撃をケンドリズ・モラレスの犠牲フライによる1点のみに抑えて試合終了。アスレチックスは先発のマルコ・エストラーダが4回途中7失点と大誤算だった。

スプリンガーの先頭打者アーチで先制したアストロズは、2回表無死一塁の場面でジョシュ・レディックが右中間スタンドへの1号2ラン。4回表には2つの四死球とレディックのヒットで一死満塁のチャンスを作り、スプリンガーが押し出しの四球を選んでエストラーダを降板に追いやった。さらに、2番手のリアム・ヘンドリックスに対し、ホゼ・アルトゥーベは空振り三振に倒れたものの、アレックス・ブレグマンが打った瞬間にそれとわかる2号グランドスラム。この時点で大量8点をリードし、アストロズの勝利は決定的なものとなった。マクヒューのあとを継いだ2番手のジョシュ・ジェームスも2回無失点と好投し、アストロズ投手陣がアスレチックス打線に許したヒットは4本だけ。投打に実力差を見せつけた完勝劇だった。

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