ドジャース快勝 前田7回途中1失点の好投で今季3勝目

【レッズ1-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは序盤からレッズ先発のタイラー・マーリーを攻め、初回にアレックス・ベルドゥーゴのタイムリーで1点を先制。2回裏にはジョク・ピーダーソンの8号2ランとエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーで3点を追加した。3点リードで迎えた7回裏には二死一・二塁のチャンスでベルドゥーゴが試合の行方を決定付ける2点タイムリー二塁打。ベルドゥーゴは自身初の1試合3安打をマークするなど、3安打3打点の大活躍だった。投げては先発の前田健太が7回途中までレッズ打線を1得点に抑える好投を見せ、今季3勝目をマーク。レッズは打線がわずか4安打と沈黙し、序盤の失点を取り返すことができなかった。

今季4度目の先発登板に臨んだ前田は、初回先頭のジョーイ・ボットーから空振り三振を奪うなど、まずまずの立ち上がり。3回表一死からマーリーとボットーに連続二塁打を浴びて1点を失ったものの、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。4回表はやや制球を乱し、マット・ケンプの二塁打と2つの四球で二死満塁のピンチを招いたが、マーリーを空振り三振に仕留めて無失点。対戦した最後の10人のうち9人を打ち取るなど、試合中盤以降は安定感を取り戻し、相手打線が4巡目に入ったところで降板となった。7回途中まで98球を投げて被安打4、奪三振5、与死球3、失点1という内容で今季3勝目。防御率は試合前の4.76から3.80へ向上した。

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