4月1日から新たにスタートしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」(主演・広瀬すずさん)。初回視聴率は関東地区が22・8%で、同地区の期間平均視聴率が21・4%と好調だった前作「まんぷく」を引き継いでの好発進となっている。朝ドラ100作目の「なつぞら」は、戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の大自然で育ったヒロインなつが、高校卒業後に上京して草創期のアニメ界でみずみずしい感性を発揮して成長していくストーリーだ。なつの幼少時代を演じる粟野咲莉さんの熱演と一見厳しくも実の孫のように愛情を注ぐ草刈正雄さんのやりとりが先週までの圧巻。さながら「アルプスの少女ハイジ」のハイジとおんじを思い出させた。
3年前の大河ドラマ「真田丸」(主演・堺雅人さん)では主人公の父、真田昌幸役の草刈さんの演技は好評を博した。「まんぷく」で話題になったヒロインの母、松坂慶子さんと同じく名脇役として存在感を発揮している。今週、粟野さんから本格的にバトンタッチした広瀬さんとも息が合う。17日放送分では「わしを調略するつもりか!」と「真田丸」を彷彿させるセリフも飛び出した。「まんぷく」松坂慶子さんの「私は武士の娘です!」という決めゼリフもSNSでも話題になった。写真特集でまとめてみた。(構成 共同通信=柴田友明)
草刈さんはブログやSNSなどで、番組の節目に発信している。
【草刈さんのオフィシャルブログ】
(2019年4月17日↓)
調略!
今朝のなつぞら!
楽しんでいただけましたか!
みなさん見事に調略されたのでは??
マネージャーから反響を聞いて、にんまりです!
【写真特集】
【写真特集】
【写真特集】
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【2018年6月19日 共同通信記事】NHKの連続テレビ小説「なつぞら」で、ヒロインの奥原なつを演じる広瀬すずさんらが19日、ロケ地の北海道新得町で取材に応じ「こんなに広い世界で自然に囲まれて撮影できることはなかなかない経験なので、伸び伸びと演じられれば」と抱負を語った。ドラマは8日にクランクイン。共演する松嶋菜々子さんは過去に朝ドラで主演を務めた経験を、撮影の合間に広瀬さんに伝えているといい、現場の雰囲気の良さをうかがわせた。19日に20歳の誕生日を迎えた広瀬さんは、スタッフからサプライズのケーキを贈られ笑顔。「二十歳最初の作品が『なつぞら』ですごく幸せ。新しいスタートだと思うので、負けないで皆さんの力を借りながら頑張りたい」と話した。