マンUは急がず、焦らず、確実に! スールシャールは長期的なチーム再建に乗りだす

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バルセロナに敗れCL準々決勝敗退となったマンU photo/Getty Images

現地時間16日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッドの試合は3-0でホームのバルセロナが勝利。2戦合計で4-0とバルセロナが準決勝に駒を進め、1回戦でパリ・サンジェルマン相手に奇跡の逆転勝利を果たしたマンUの快進撃はここまでとなった。マンUのオーレ・グンナー・スールシャール監督は今季の欧州における戦いが終わり、一旦区切りがついたことでチームの再建を考え始めている。

「我々はやるべきことがあると知っている。はじめから言っていたように、なにも一晩で変える必要はないし、今後数年間でバルセロナや他のチームのレベルにまで充実した陣容を整えるつもりだ。良い選手たちと仕事ができているし準決勝へ進出するために本当によくやった。でも、繰り返しているようにチームの再建という仕事がある。それはコーチと選手、それに1~2つの追加要素から始まるよ。そして、バルセロナは我々が目指すべきチームだ。そのレベルにたどり着くことは可能だけれども、そのためにはやるべきことがたくさんある。もし我々がユナイテッドに真の伝統とレベルを戻したいのなら、バルセロナに挑戦しなければいけない。バルセロナはCL準々決勝において、我々より1つや2つ上のレベルだったと言わなければならないね」

試合後の記者会見でスールシャールがこのように語ったことを英『The Sun』が伝えた。指揮官はバルセロナとの力の差を痛感しているようだが、すでに切り替えはできている。CLは敗退となったが、今季途中から就任して絶望の淵にあったマンUをCLベスト8まで導いたスールシャールの手腕は見事としか言いようがない。目先の中途半端な結果にこだわらず、長期的なビジョンを持っていることもクラブ上層部にとっては好印象だろう。

マンUには複数主力選手に移籍の可能性があるものの、ウェストハムのMFデクラン・ライスやナポリのDFカリドゥ・クリバリなどが加入する噂がある。今夏はこれからの軸となる選手を確保し、来季様子を見ながら彼らの脇を固めるバイプレイヤーを獲得していく算段なのかもしれない。真意のほどは本人のみが知るところだが、スールシャールは自身の愛するクラブを立て直すことができるのか。