EU、対米報復リストを策定

航空機紛争、2兆円相当の対象

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 【ロンドン共同】米欧の航空機大手への補助金を巡る通商紛争で、欧州連合(EU)欧州委員会は17日、米国からの輸入品約200億ドル(約2兆2400億円)相当に報復関税を課す計画を策定したと発表した。対象品目のリストは、ヘリコプターから農水産品まで多岐にわたる。

 トランプ米大統領は9日、航空機や乳製品、ワインなどEU製品110億ドル相当に報復関税を課す用意を表明。EUはこれに対抗し、米欧の貿易摩擦が再び激化してきた。

 EUの通商閣僚に当たるマルムストローム欧州委員は17日、「欧州企業は公正かつ平等な条件で(米側と)競争できなければならない」と報復を正当化した。