1年生に手作りペン立て 成長願い今年も100個贈る

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新1年生に手作りのペン立てを渡す浦さん=彼杵小

 長崎県東彼東彼杵町大音琴郷の浦信夫さん(86)は、町内の新小学1年生全員に手作りのペン立てをプレゼントした。15年ほど前から続けるライフワーク。地域の子どもたちの成長を願い、今年も100個近くを作り上げた。
 孫が入学した旧音琴小の新入生に記念品を贈ったのがきっかけ。当初は折り紙で作ったささやかな置物だったが、次第に複雑な木工品に進化した。子どもたちの減少に伴い、送り先も町内全域に広げた。
 今年は町立彼杵、千綿両小に入学した約70人に加え、4月に開校した私立校、ながさき東そのぎ子どもの村小の児童約30人にも製作した。
 彼杵小では入学式があった10日、佐野生萌(うめ)さん(6)が新入生を代表して受け取り、「体育で跳び箱を頑張りたい」と話していた。浦さんは「子どもたちが喜ぶ仕掛けを考えるのが楽しみ。今度は曜日を組み入れてみようかな」と早くも来年に向けて構想を膨らませていた。