長崎県大村市議選の投票に行った人を対象に、市内の飲食店などが、値引きやサービスをする「選挙割」を企画している。期間は投開票日の21日から27日まで。同市宮小路2丁目のグラフィックデザイナー、久米真弓さん(41)が「若い世代が地元の選挙に興味を持つきっかけにしたい」と呼び掛けた。
他県の同じような取り組みを知った久米さんが今月初旬、「大村でもやればいいのに」と会員制交流サイト(SNS)で話題にしたところ、知人の若手経営者らが参加を申し出た。17日現在、居酒屋やカフェ、美容室など計16店が協力店舗として名乗りを上げている。
サービスを受けるためには、投票所入り口の看板前で「自撮り」。店で提示すると、料金割引やワンドリンク提供などのサービスが受けられる。協力店舗やサービス内容は、久米さんが運営するウェブサイト「ビーハッピーおおむら」(https://behappyomura.com/)で確認できる。
久米さんは「投票率のアップはもちろん、選挙割でいろんなお店を利用してもらうことで地域活性化にもつながれば」と話した。
投票行った人は「選挙割」! 大村市内16店が企画
- Published
- 2019/04/18 00:01 (JST)
- Updated
- 2019/04/18 16:37 (JST)
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