南島原で原城一揆まつり 島原の乱 犠牲者を追悼

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追悼の言葉を述べる市立南有馬中の本多さん(左)と森田さん=南島原市、南有馬体育館

 島原・天草一揆(島原の乱、1637~38年)の犠牲者を追悼する第28回原城一揆まつりが14日、長崎県南島原市南有馬町であった。原城跡で予定されていたキャンドル点灯や追悼行列はあいにくの雨で中止。南有馬体育館で式典を開き、献花して約3万7千人の犠牲者に思いをはせた。
 まつりは、実行委(内山哲利会長)主催。式典には約100人が参列し、市立南有馬中3年生2人が慰霊の言葉を述べた。
 本多優咲菜(ゆきな)さん(14)は「圧政で苦しむ農民のため、宗教を奪われた人々のため一揆に関わり、亡くなった方々を忘れない」としのんだ。森田真広(まひろ)さん(14)は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成資産の一つ、原城跡が昨年、世界文化遺産に登録された。これを契機に原城の歴史を学び、世界中の人々に発信したい」と誓った。