仮橋が完成 国道413号が19日から暫定開通

台風24号の影響で発生した土砂崩れ=相模原市緑区(市提供)

 昨年10月の台風の影響で土砂崩れが起き、通行止めが続いていた相模原市緑区青根の国道413号に仮橋が完成し、19日午後2時に暫定開通する。市が17日発表した。

 市津久井土木事務所によると、土砂が崩れたのり面から離れた谷側に仮橋(長さ60メートル)を設置。トラックやバスなど大型車も通行できる。ただ、仮橋は片側交互通行のため、ゴールデンウイーク時などには渋滞が予想されることから、同事務所は「引き続き国道20号などへの迂回に協力してほしい」と呼び掛けている。

 通行止め部分の脇を走る市道は、昨年12月から一部交互通行ながら暫定開通。迂回路となっていたが、大型車が通れず、さらに国道20号などに迂回していた。

 413号を走る路線バスはこれまで、平丸バス停までの折り返し運転と、平丸-東野間をタクシーによる代替運行をしていたが、通常運行を再開する。

 国道の全面開通は来年3月末を見込んでいる。

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