葉ワサビ当たり年 日田市津江地域で出荷ピーク 【大分県】

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葉ワサビを収穫する松上洋一さん(右)一家=日田市上津江町上野田

 九州一のワサビ産地、日田市津江地域で林間栽培の葉ワサビの出荷が最盛期を迎えている。

 日田市上津江町川原の松上洋一さん(45)は自宅そばの農園(約40アール)と町内上野田の市有林に借りている畑(約20アール)で栽培。2月中旬から収穫している。妻裕子さん(45)のほか、次男で津江小1年のアサヒ君(6)らも手伝い、杉林の斜面に広がる葉ワサビを丁寧に摘み取っていた。 

 松上さんによると、今年は暖冬の影響で生育が良く、例年以上の出来という。「ワサビの食べ方を知らない人が多い。辛味があり、さまざまな料理で味わってほしい」と話した。市内のスーパーや福岡市の百貨店に出荷している。

 JAおおいた中西部事業部わさび部会(佐藤学部会長、62人)によると、同市は上津江、前津江両町、中津江村を中心に林間とハウスでワサビを栽培。収穫作業は6月下旬まで続く見込みで、今年は約40トンの出荷量を見込んでいる。