翼幅が約120mもあるオバケ飛行機が初飛行。重さは226トン

ロケット打ち上げ会社のStratolaunchは、かなり以前から世界最大(翼幅)の飛行機に取り組んできました。そして土曜日の朝、飛行機は初めて離陸しました。385フィート(約117m)の翼幅で、50万ポンド(約226t)の重さで、確かにエアバスA380とボーイング747のような最大の乗客のジェット機さえも矮小化させます。A380は翼幅が約80m、ボーイング747(愛称:ジャンボジェット)が約68.5mですから、とんでもない翼幅ということがわかります。

The world’s largest airplane takes flight! @Stratolaunch@NASASpaceflight#stratolaunchpic.twitter.com/jmLs3mpztn

— Jack Beyer (@thejackbeyer) 2019年4月13日

この飛行機はある地点から他の地点へ乗客を運搬するためのものではありません。実際にはロケットを打ち上げて空から軌道に乗せるように設計されています。Stratolaunchによると、この飛行機の最初の飛行は2時間以上続き、その後無事に着陸しました。

この二重胴体飛行機は3万5000フィートの高度で飛ぶように設計されています。そこからロケットを落として、その後自分のエンジンを点火して軌道に乗ることができます。この最初の試験飛行にロケットはなかったが、少なくとも1つの会社、Northrop Grummanがこのプラットフォームを使用してPegasus XLロケットを宇宙に発射するためにStratolaunchと契約しています。

テストパイロットのエヴァントーマス氏によれば「フライト自体はスムーズだった。これは素晴らしい最初のフライトだった」としています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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