熟成極まる最終限定車『ボルボV40 T5 R-Design Final Edition』登場

 強豪ひしめくCセグメントハッチ市場でボルボの屋台骨を支えるロングセラーとして支持を集めてきた『ボルボV40』に、モデルライフ円熟期を迎えた限定50台の特別仕様車、その名も『ボルボV40 T5 R-Design Final Edition』が登場。4月11日より発売開始となっている。

 今回の特別仕様車は、ボルボのラインアップではおなじみの名称となったスポーティグレード“T5 R-Design”をベースに、パノラマ・ガラスルーフやリア・シートヒーターを特別装備した充実装備の限定モデルとして設定された。

 特別装備となるパノラマ・ガラスルーフは、車内に明るく開放的な雰囲気をもたらす大型ガラスルーフで、エクステリアをスポーティに引き締めるとともに遮光のための電動サンシェードも装備。また、標準装備のフロント・シートヒーターに加えて、リヤにもシートヒーターが特別装備されている。

 そしてスポーティかつダイナミックな走行性能と洗練された快適性を両立するグレードであるR-Design専用装備として、エクステリアではシルクメタルフレームのグリルが特徴的なフロントセクションや、リヤディフューザー、デュアル・スポーツテールパイプなどを装備。

 またインテリアには本革/パーフォレーテッドレザー・コンビネーションシートや専用テーマカラーの液晶デジタルメーターパネルに加え、専用のアルミニウム・パネルやフロントドア・スカッフプレートなどが施されている。

 さらに足回りには強化フロントダンパーとモノチューブリヤダンパーを採用し、スプリング剛性を高めることによって、より鋭いハンドリングとステアリングレスポンスを得られるようにチューニングされた専用のスポーツ・サスペンションが採用された。

本革/パーフォレーテッドレザー・コンビネーションシートや専用テーマカラーの液晶デジタルメーターパネルなどを装備
ギアトロニック付8速オートマチック・トランスミッションを搭載する

 パワートレイン戦略として“4気筒以上の内燃機関は製造しない”と表明しているボルボの新世代ユニット、Drive-Eの中からガソリン仕様の2リッター4気筒直噴ターボのT5がセレクトされ、最高出力は245PSを発生。350Nmの最大トルクも1500rpmから4800rpmの幅広い回転域で発生し、高回転域での優れたレスポンスと伸びやかなフィールが特徴となっている。

 また、組み合わされるギヤトロニック付8速オートマチック・トランスミッションは、パドルシフトでパワフルかつ思いどおりの走りをサポートするとともに、きめ細かくなめらかなギヤチェンジにより、高い燃費性能にも貢献する。

 そしてボルボの代名詞である充実の先進安全・運転支援機能も、歩行者エアバッグをはじめ、歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)など、11種類以上の機能を含む『IntelliSafe(インテリセーフ)』を標準装備している。

 ボディカラーは人気のアイスホワイトやパッションレッドを含む全5色が設定され、価格は469万円となっている。

ガソリン仕様の2リッター4気筒直噴ターボのT5は、最高出力245PS、350Nmの最大トルクを発生
専用のアルミニウム・パネルやフロントドア・スカッフプレートなども施されている

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