ドージャー決勝アーチ ロイヤルズが延長戦を制す

【ロイヤルズ4-3ホワイトソックス(延長10回)】@ギャランティード・レート・フィールド

ロイヤルズがホワイトソックスとの延長戦を制し、敵地での3連戦を1勝2敗で終えた。4回裏にティム・アンダーソンの4号2ランで先制されたロイヤルズは、直後の5回表にアレックス・ゴードンが同点の2点タイムリー。7回表にはハンター・ドージャーがタイムリーを放ち、1点を勝ち越した。8回裏にレウリー・ガルシアのタイムリーで同点とされ、試合は延長戦に突入したが、10回表先頭のドージャーがレフトスタンドへの5号勝ち越しソロ。これが決勝点となり、4対3でロイヤルズが勝利を収めた。

ロイヤルズが接戦を制したこの試合で、乱闘騒ぎとなる一幕があった。事の発端は、4回裏に先制2ランを放ったアンダーソンがバットを投げ捨て、派手に感情をあらわにしたこと。これを不快に思ったロイヤルズ先発のブラッド・ケラーが、アンダーソンの次の打席で死球をぶつけたことにより乱闘騒ぎとなった。結局、乱闘騒ぎの原因を作ったケラーとアンダーソンのほか、ホワイトソックスのリック・レンテリア監督、ロイヤルズのベンチコーチであるデール・スウェイムの計4人が退場処分に。ロイヤルズはケラーの退場により想定外の早期継投を強いられることになったが、4人のリリーバーが計5イニングを1失点に抑え、チームの勝利に貢献した。

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