マリナーズ完封負け 連続本塁打記録がストップ

【インディアンス1-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズが今季初の完封負けを喫し、メジャー記録を更新中だった開幕からの連続本塁打記録は20試合でストップした。メジャー初先発となった新人右腕のエリック・スワンソンが6回2安打1失点の好投を見せたマリナーズだったが、打線がインディアンス先発のカルロス・カラスコの前に3安打、12三振、無得点と沈黙。カラスコをリリーフした2番手のニック・ウィットグレンにも2イニングをパーフェクトに抑えられ、最後まで得点を奪えなかった。カラスコは7回3安打無失点の快投で今季2勝目。スワンソンは打たれた2安打のうち1本がジェイク・バウアーズの2号決勝アーチとなり、メジャー初黒星を喫した。

マリナーズのスコット・サービス監督は「スワンソンは素晴らしかった」と新人右腕の好投を称えたが、打線がそれを援護することができなかった。開幕15試合で13勝2敗という好スタートを切ったあと、アストロズとインディアンスとのホーム6連戦でまさかの全敗。6試合で15得点しか奪えず、期間中の打線は打率.175に封じられた(開幕15試合は打率.295)。この試合では3回裏にライオン・ヒーリーが左翼ポール際への大飛球を放ち、一度は先制本塁打と判定されたものの、ビデオ判定の結果ファウルとなり、連続本塁打記録の更新と先制点は幻に。開幕時の勢いを取り戻すためには、元気のない打線の復調が急務となる。

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