東・西日本、沖縄・奄美に高温に関する情報も 1か月予報

1か月予報(4月20日~5月19日の平均気温) 出典=気象庁ホームページ

気象庁は18日、向こう1か月の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、気温は東日本では平年並みか高く、西日本と沖縄・奄美では高い見込み。特に、来週は東・西日本と沖縄・奄美で、気温がかなり高くなる可能性がある。

高温に関する異常天候早期警戒情報が発表されている地域。出典=気象庁ホームページ

 週ごとの予報によると、1週目(4/20~26)は全国的に気温が高く、東・西日本と沖縄・奄美でかなり高くなる見通し。なお、23日(火)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなるとして、気象庁は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。また、沖縄・奄美は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い予想だ。

1か月予報(4月20日~5月19日の降水量) 出典=気象庁ホームページ

 2週目(4/27~5/3)は、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。北日本は寒気が流れ込みやすく低温傾向だが、東・西日本は平年並みで、沖縄・奄美は高温傾向となる見通し。3~4週目(5/4~5/17)は、2週目に続き、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。気温は、北・東・西日本でほぼ平年並みだが、沖縄・奄美は高温傾向が続く見通し。なお、平年の梅雨入りは、沖縄が5月9日頃、奄美は11日頃となっている。

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